iittala(イッタラ)というブランドを知ったのは、実は最近です‥。
それまでは、北欧デザインというと、marimekko(マリメッコ)のUnikkoというイメージが全てでした。
確かにかわいいのですが、Mini Unikkoでも私には柄が大き過ぎて似合わないと感じており、マリメッコから遠ざかるとともに、北欧デザインとも距離を置いていたのでした。
iittala(イッタラ)との出会い
本当に今さら??な時期の出会いだと思うのですが‥😅
iittalaのKartio(カルティオ)のネットショップ scope(スコープ)さんが別注で作った「パープルのタンブラー」です。
その色とフォルムにやられたよー!という感じww
シンプルな形と、コレクター心をくすぐる様々な色。どれもステキ。
ちなみに、こんな感じのグラスです。
イッタラ / カルティオ タンブラー スコープ別注 2個セット [iittala Kartio]
余談ですが…。
色ガラス好きはどこから始まったのだろう?と考えてみると‥
おそらく、春にイチゴを盛るのに使ったクリアガラスや、夏に手作りのフルーツポンチを盛るガラスの器が好きだったのが元になっていると思います。
小さい頃からガラスの器は特別感がありました。
iittala(イッタラ)とは?
さらっと書いておくと、イッタラはフィンランドのブランドの1つです。
1881年にイッタラ村にガラス工場が建設されたのが、ブランドの始まりとのことです。
1932年にアイノ・アアルトがデザインしたグラスや、1936年にアルヴァ・アアルトがデザインしたアアルトベース(ガラスの花瓶)、1958年にカイ・フランクがデザインしたカルティオなどが有名です。
アアルトベースは、今でもガラス職人さんが手吹きで作っているそうです。
また、私の北欧デザイン苦手意識の始まりだったmarimekko(マリメッコ)とのコラボ作品もあります。
Maribowl(マリボウル)というボウルとKivi(キビ)というキャンドルホルダーです。
これがまたどちらもカラーバリエーションが豊富なコレクションで、コレクターにはたまらないシリーズです。
とてもキレイなんですよね。
これで、marimekko(マリメッコ)の苦手意識はなくなりました!笑
イッタラのバード〜Sieppo(シエッポ)
イッタラには、1972年から始まったBirds by Toikkaというガラスの鳥のコレクションがあります。
デザイナーは、Oiva Toikka(オイバ・トイッカ)。
これまでに400羽以上のガラスの鳥が作られていて、世界中にコレクターがいます。
この通称「バード」も一つ一つ手吹きで作られています。
その中でも、最初の年1972年に初めて羽ばたいたのが「シエッポ」だそうです。
英語ではFlycatcher、フィンランド語ではSieppoです。
脚なしタイプと脚・羽つきタイプの2種類がいます。
今までシエッポが作られたのは4度あるそうです。(1度目:1972年〜1978年、2度目:1995年、3度目:2004年〜2005年、4度目:2015年)
そして、私が出会ったのが、2015年のscopeさんの脚なしタイプのシエッポです。
アートピースだし、ガラス職人さんの手作りだし、安くはありません。
でも、いてくれるだけで気持ちをホンワカさせてくれるような存在感に惹かれてしまいました。
scopeさんでは、15種類のシエッポを別注されたのですが、既に人気色は売り切れです。
2016年10月〜12月期の「逃げ恥」というドラマにも出ていたらしいバードの1つです。
そして、シエッポ届く〜ワクワクの開梱作業!
偶然?必然?取り敢えず、出会ってしまいましたが、さすがに悩みました。
ですが、息子に縁のあるナンバーのシエッポを1羽捕獲。(夫には、無理矢理のナンバーだね、と言われるw)
他にも、ちょっとしたものを購入したので、ちょっと大きめのダンボールです。
ちゃんと、「こわれもの」シールを貼っていただいています。
何回かお買い物しましたが、スコープさんの梱包は、心がこもっている感じでとてもキレイです。
そして、こちらがシエッポの箱です。
まわりはプチプチシートで保護されています。
箱を開けてみても、まだまだ保護されています。
シエッポへの道のりはまだあります。
上に乗っていた紙を取り除いても、また大きめのプチプチに包まれています。
ガラスオブジェだし、配送中に割れたらショックですしね。
厳重な梱包です。
キレイな布(ファブリックというらしい‥)に包まれたシエッポがやっと登場!
色は、本体部分がライトブルーで、口ばしがセビリアオレンジという色です。
口ばしや背中には、ハサミの跡が残っていて、本当に手吹きガラスで1個ずつ作られたものなんだな〜と感慨深いものがありました。
パソコンの画面で見るよりも、実物のほうが愛らしい。